高野山に入山した息子に合わせて私と孫娘も四国巡礼結願お礼参りに高野山を訪れました。
大雨降りですが、傘がさせるので孫娘は大喜びです。
雨の中の大門も味があります。
奥の院の「御廟橋(ごびょうのはし)」を渡った所に小さな祠があります。
祠の中は上下2段になっていて、中には『弥勒石(みろくいし)』と呼ばれている黒い石が置かれています。正面の格子一か所だけに片手がやっと入るようになっています。
そこから手を入れて弥勒石を下の段から上の段へと持ちあげることが出来れば願いが叶うそうです。
息子も私ももちろん弥勒石を上の段へ持ちあげることが出来ました。
案内して下さったタクシーの運転手さんからは「ご利益のある人を乗せた♪」と喜ばれました。
この弥勒石は弥勒菩薩の浄土「兜率天(とそつてん)」から蓮の糸に吊られて降りてきた石だそうです。
実のところ「隕石」だろうと言う話です。
持ちあげることが出来なかったとしても、弥勒石に触れるだけで弥勒菩薩と勝縁を結べるというありがたい石なのだそうです。
現在は117の寺院が存在しており、そのうちの52ヶ寺が
宿坊寺院となっています。
私たちは「本覚院」に泊まります。
精進料理、庭園、お風呂‥‥
ゆったり寛いで息子には疲れを癒してもらいたいと思います。