チチェンイッツア遺跡

チチェンイッツア遺跡の天文台はスペイン語で「巻貝(カタツムリ)」を意味するカラコルと呼ばれています。

 

観測塔の中心から見たとき、基壇の北東が夏至の日の出、南西が冬至の日の入りの方角になるように設置されています。

 

また、建物正面入口の階段の方位は真西から27.5°北に向いています。これは金星が最北に

来る時の位置を示す角度で、8年に1度だけ金星が訪れるポイントです。

 

さらにこの階段は「天頂通過」の夕日を受けるように建てられています。

天頂通過時、太陽は真頭上を通り、その時は影をつくらないので太陽の力が最大になると考えられています。

マヤの最高神ククルカン(羽の生えた蛇の姿の神)を祀るピラミッド。

大きな9段の階層からなり、4面に各91段の急な階段が配されていて

最上段に真四角の神殿があります。

ピラミッドの階段は364段(4面×91段)に最上段の神殿の1段を足すと

365段になります。

また1面の階層9段は階段で分断されているので18段(9段×2)となり

これらはマヤ暦の1年(18ヶ月365日)を表しています。

このことから「暦のピラミッド」とも呼ばれています。

 

北面の階段の最下段にククルカンの頭部の彫刻があり、春分の日・秋分の日の日没時

ピラミッドは真西から照らされ階段の西側にククルカンの胴が現れます。

 

 

マヤの暦はとても独特です。

 

2012年9月3日はマヤカレンダーによると

右のようになります。

 

12 Baktun 19 Katun 19 Tun 12 Uinal 10 Kin

 

これは「1,871,890日」を表し、

紀元前3113年8月13日をマヤ時代の開始日として経過した日数となります。

 

 

 

What's New

元プロサッカー選手巻誠一郎さん

カラーセラピー(カラーグラム)を

体験

anemone 6月号

 (2021年5月9日発売)未来の扉を開く彩の風

カラーグラムが紹介されております